信用貨幣論

経済史

通貨は信用だけで成り立つのか?

──数字という幻想に、私たちはなぜ価値を感じるのか 前回(もしカカオが世界通貨になっていたら)では、「豆本位制」という架空の通貨制度をもとに、価値の裏付けや制度的信頼がどのように貨幣を支えているかを考えました。 今回は、いよいよ現代の通貨制...
経済史

アステカの通貨は“チョコの素”だった?

──金ではなくカカオに価値を見出した文明の話 前回(貨幣は貴金属である必要があるのか?)では、貨幣が必ずしも金や銀のような貴金属である必要はなく、制度と信用がその価値を決めてきたことを見てきました。 今回はその具体例として、アステカ文明で実...
経済史

貨幣は貴金属である必要があるのか?

──価値を保証するのは、モノではなく意味だった 前回(貨幣はなぜ生まれたのか)では、貨幣の起源が「物々交換の不便さを解消するため」ではなく、「負債の可視化」と「制度による信用」によって生まれたことを解説しました。 今回はさらに一歩進めて、「...
経済史

貨幣はなぜ生まれたのか

──物々交換という“嘘”から始まる通貨の正体 本シリーズでは、アステカのカカオ通貨や現代のフィアットマネーを例に、「価値とは何か」「信用とは何か」を掘り下げていきます。 第1章では、貨幣の起源をめぐる「通説」と「反証」から出発し、そもそも貨...